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スーパーホワイト

住宅ローンの意外な落とし穴 スーパーホワイト って何?

皆様、”スーパーホワイト”という俗語をご存知でしょうか。
恐らくほとんどの方がご存知でない言葉だと思います。
今日はそんな、ほとんどの人が知る必要のない、でも当てはまる人には是非知っておいていただきたい情報をご紹介致します。

ブラックリストとは何か

ブラックリストという言葉はご存知でしょうか。
この言葉は広く知られておりますので、ご存知の方が多いと思いますが、これは「借金が多い」「延滞などの履歴がある」等、信用情報に問題がある状態の事を指します。

ブラックリストという具体的なリストは実在しません

信用情報という「クレジットカードやキャッシング履歴等が登録された情報」から読み取る個人の信用状況が、金融機関から見て「貸出に相応しくない」と判断される状態の事を「ブラックリスト」と一般的には定義されております。
知らない人も多いのですが、クレジットカードやキャッシング用のカードを作ると住所や生年月日はもちろん、契約日やカードの利用枠などが信用情報として登録されます。

あなたの支払い状況は記録されています

〇〇年の〇〇月に請求があって約定日通り支払っているか、延滞しているか、リボ払いがいつ始まって、現在の残債がいくらあるか、等も登録されるようになります。
リボ払いもキャッシングもした事ないし、私は大丈夫と思っている方でも、世の中には色んな罠が張り巡らされていますので注意が必要です。

携帯電話の機種代金を分割払いで契約する時、テレビショッピングで分割払いの買い物をする時もクレジットカード等と同じように信用情報として登録されます。
さらに、子供用の英会話の教材が月額料金だと思って契約したら実はクレジット払いだったというケースもありました。
携帯電話の機種代金も高額となっている昨今、信用情報への登録は避けて通れず、上手く付き合っていくしかない状況です。

スーパーホワイトとは何か

さて、ここでスーパーホワイトに話を戻します。

字面から何となく想像できるのですが、スーパーホワイトというのは前述の信用情報に何も登録がない状態の事を指します。
信用情報を照会しても真っ白な状態、何の登録もない状態をスーパーホワイトと呼んでいます。
いわゆるブラックリストの正反対の状態です。
ブラックリストとは延滞が多かったり借金が多かったり多重債務者状態である事が多いため、登録情報がいっぱい出てきます。
その逆で一切の情報登録がないのです。

だったら別に問題ないのでは、と思いますが、そうはいかないのです。

金融機関の考え方

このご時世にそれなりの年齢の大人がクレジットカードの1枚も持っていないなんて怪しい。

これが金融機関の考え方です。
ETCカードを作るにもクレジットカードは必須ですし、ネットショッピングやサブスクリプションにもカードは必要になります。
現金主義だからカードなんて使わないし、車も現金で買いました、という方がいらっしゃるのは紛れもない事実なのですが・・・

その行動様式は実に危険です

スーパーホワイトにならないために

もし心当たりがある方は、クレジットカードを使わないにしても1枚作っておく事をおすすめします。
クレジットカードも持っていない、ローンも組んだ事がない、というのは一見健全には見えますが、金融機関から見ると、「実はローンが組めない人なのでは?」と疑われるわけです。

ストレートに表現すると、過去に自己破産してカードやローンが組めなかったんじゃないのか?と見られるわけです。
養子縁組して苗字を変えていないかと戸籍抄本を出せと言われた事もあります。
戸籍抄本を出せ、だと戸籍を変えていない証明をすれば良いだけなので問題ないのですが、ひどいケースだとスーパーホワイトというだけで審査落ちする事もあります。

過去の実例

実際に私が経験したケースでは、6つの金融機関に審査を提出して4つは否決、1つは戸籍抄本の提出条件、1つは承認という結果となりました。
通常は6つも事前審査を出す事はしないのですが、長年の勘で嫌な予感はあったので6つ出しておいて良かったです。

そのお客様は奥様がお金を管理されており、ご主人はクレジットカードを持たされていなかったようです。
本当に現金主義のご主人だったのに、あらぬ疑いをかけられローン審査に落とされるなんて世知辛い世の中です。

この記事を読まれて心当たりのある方は、1枚ぐらいクレジットカードを所持される事をおすすめします。
ただし、くれぐれも支払いの延滞をしないようにご注意ください。

それでは素敵な住宅探しをお楽しみください。

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